テクノ図工部 Vol.2の部活動で作り始めたリストバンドのお話です。こざるの電子工作レベルは、センサーの値によってLEDを光らせることができる程度です。また、趣味として、作成しています。その点、ご理解いただき、読んでいただけるとうれしいです。
ちくちく、手芸
リストバンドは、サテンの上にレースを重ねて、周りにオーガンジーリボンをつけました。 白いお花はビーズで作成。ボタンにゴムを引っ掛けて、腕に巻きます。
腕に巻いてみたところです。
リストバンドのなか(裏側)
加速度センサーでゆらゆらを感知
Arduino互換マイコンボードに、加速度センサー(速度の変化を計測できるセンサー)から、腕が動いたことを知らせます。加速度センサーは、1軸のみ使用しています。
- Arduino互換マイコンボード/Adafruit Itsy Bitsy 32u4 - 5V 16MHz
- 加速度センサー/LilyPad加速度センサ(ADXL335搭載)
NeoPixelをピカピカさせる
NeoPixelをつなげると、それぞれに番号がつきます。(図の中の番号は、説明用の番号です。)
ゆらゆらしたら、Arduinoから何番のNeoPixelを何色に光らせてねと伝えます。下記の図は、6-11番を白色に光らせてねと伝えた例です。色は、RGB(それぞれ0-255)と明るさ(0-100)で設定できます。
NeoPixelを光らせるパターンは、自分でプログラミングすることもできますし、ライブラリもあります。今回は、WS2812FXライブラリを使いました。
配線周りとArduino
フエルトに各パーツを縫い付けて、ビニル電線とハンダでパーツをつなげました。
ビニール電線は、フエルトの裏を通るようにしています。
Arduinoは平たく使いたかったので、ビニル電線をワイヤーストリッパーで剥離して、直接巻きました。仮止めして、まずテスト。
ハンダ後、テスト。ビニールテープで固定して、テスト。縫い付けて、テスト。
なんとか完成しました!
反省点と次からの目標
最初、おうちにあったマイコンボード/GEMMAでトライしていましたが、プログラムの書き込みがうまくいかなくて、マイコンボードを変更しました。Arduino互換マイコンボード自体にセンサーが組み込まれているものがあるようなので、今後は設計前に、どのマイコンボードを使うかを検討しようと思います。また、回路図が書けなかったので、自分が見てわかる程度の設計図から書いていきたいです。
センサー周りは、いつか加速度センサーを3軸を使った工作にチャレンジしたいです。また、明るさセンサーなどで作っても楽しそうだったので、いろんなセンサーのことも知りたいです。
作ろうと思ってから、できるまで、試行錯誤の繰り返し。大変なこともいっぱいあったけど、できたらうれしくいので、また何か作りたいです。
明日はテクノ図工部!何作ろうかな!