NeoPixel + Arduino + 手芸 = 光るリストバンド

テクノ図工部 vol.2 で作り始めた、Arduino+加速度センサーとNeoPixelを使った工作について書きました

テクノ図工部 Vol.2の部活動で作り始めたリストバンドのお話です。こざるの電子工作レベルは、センサーの値によってLEDを光らせることができる程度です。また、趣味として、作成しています。その点、ご理解いただき、読んでいただけるとうれしいです。

リストバンド


ちくちく、手芸

リストバンドは、サテンの上にレースを重ねて、周りにオーガンジーリボンをつけました。 白いお花はビーズで作成。ボタンにゴムを引っ掛けて、腕に巻きます。

リストバンド外観

腕に巻いてみたところです。

リストバンドつけたところ


リストバンドのなか(裏側)

なかみ


加速度センサーでゆらゆらを感知

加速度センサー

Arduino互換マイコンボードに、加速度センサー(速度の変化を計測できるセンサー)から、腕が動いたことを知らせます。加速度センサーは、1軸のみ使用しています。


NeoPixelをピカピカさせる

NeoPixelをつなげると、それぞれに番号がつきます。(図の中の番号は、説明用の番号です。)

NeoPixel1

ゆらゆらしたら、Arduinoから何番のNeoPixelを何色に光らせてねと伝えます。下記の図は、6-11番を白色に光らせてねと伝えた例です。色は、RGB(それぞれ0-255)と明るさ(0-100)で設定できます。

NeoPixelを光らせるパターンは、自分でプログラミングすることもできますし、ライブラリもあります。今回は、WS2812FXライブラリを使いました。

NeoPixel2


配線周りとArduino

フエルトに各パーツを縫い付けて、ビニル電線とハンダでパーツをつなげました。

パーツ一覧

ビニール電線は、フエルトの裏を通るようにしています。

パーツと電線

Arduinoは平たく使いたかったので、ビニル電線をワイヤーストリッパーで剥離して、直接巻きました。仮止めして、まずテスト。

Arduino

ハンダ後、テスト。ビニールテープで固定して、テスト。縫い付けて、テスト。

Arduino

なんとか完成しました!


反省点と次からの目標

最初、おうちにあったマイコンボード/GEMMAでトライしていましたが、プログラムの書き込みがうまくいかなくて、マイコンボードを変更しました。Arduino互換マイコンボード自体にセンサーが組み込まれているものがあるようなので、今後は設計前に、どのマイコンボードを使うかを検討しようと思います。また、回路図が書けなかったので、自分が見てわかる程度の設計図から書いていきたいです。

センサー周りは、いつか加速度センサーを3軸を使った工作にチャレンジしたいです。また、明るさセンサーなどで作っても楽しそうだったので、いろんなセンサーのことも知りたいです。

作ろうと思ってから、できるまで、試行錯誤の繰り返し。大変なこともいっぱいあったけど、できたらうれしくいので、また何か作りたいです。

明日はテクノ図工部!何作ろうかな!